2010年10月28日木曜日

「クリス・アンダーソンが語るTEDのビジョン」(紹介)

自分が日本語に翻訳したTEDトークを紹介するエントリです。

前回はTEDのキュレーター クリス・アンダーソンが今年のTED Globalで行ったトークを紹介しましたが、彼は以前にも一度TEDの場で話をしています。それがこちらです。

「クリス・アンダーソンが語るTEDのビジョン」(Chris Anderson shares his vision for TED)


[TED 2002, 12分52秒]

これは2002年、クリスがTEDの運営を創立者のリチャード・ワーマンから引き継ぐに当たって、自らの来歴とTEDの目指すビジョンを語ったものです。出版社を立ち上げた起業家としての成功とドットコム・バブル崩壊後の苦境、そしてそれを乗り越えた後に残ったのがTEDのような場に注力しようという思いだった、といったことが語られています。

クリスはTEDの創設者ではありませんが、TED Conferenceで語られる講演をウェブを通じて公開したり、オープン翻訳プロジェクトを始めたりといった「TEDのオープン化」は彼がTEDのキュレーターになってから推し進められてきたものです。そのオープン化の原点が語られているとも言えるこのトークは、TEDに興味を持つ人にとって一見の価値があるものだと思います。

※クリス・アンダーソンの2010年のTEDトークはこちら
クリス・アンダーソン「ウェブ上の動画が後押しする世界のイノベーション」

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