2010年12月24日金曜日

クリスマスと身近なチャリティー

クリスマス前です。仕事帰りに渋谷の繁華街を通ったら、いつもはまず第一に「喧騒」を感じる街の雰囲気がきょうは何だか少し静かに、そしてにこやかに感じられました。自分は家に帰るだけだったのですが、その感じをいいなぁと思いながら歩いていました。

先日、知人から「チャリティーサンタ」という取り組みについて聞きました。東京近郊や各地の主要都市などで、クリスマスイブの夕方~夜間に、ボランティアの大学生が扮したサンタが来訪を申し込んだ家庭を訪れるというサービスです(プレゼントは、親が準備したものを当日来訪の直前にサンタさんに渡しておくんだそうです)。

http://www.charity-santa.com/

これが興味深いのは、サンタによる訪問を申し込んだ家庭は1000~2000円程度の"チャリティー金"を渡し、そのお金が途上国の子どもの教育の支援などに使われるという点です。訪問した日本の子どもたちを喜ばせ、それにより依頼した親を笑顔にし、そして途上国の子どもたちにも感謝される-上手い仕組みを考えたなあと感服しました。良いアイデアと実践を組み合わせたこうした活動は、すごく共感を覚えます。

そんなことを考えているうちに、思考がふっと別のところに飛んで、クリスマスとチャリティーをキーワードにしたiPhoneとかiPadのAppsなんてあれば面白いのにな~なんてことが頭に浮かびました。自分はクリエイターでもプログラマーでもないので具体的な何かがある訳では全くないのですが、100円とか200円のAppsの全額もしくは半額ぐらいをチャリティーに回すという原則でクリスマスやサンタクロース関連のちょっとしたソフトを販売する、というのは有りなんじゃないかと感じたのです。

(クリスマスに関係なく)NPOなどが無料のAppsを配布してそこから簡単に寄付ができるような仕組みを入れ込んでおく、ということは今でも行われています。でも、一般に金額が安く購入のハードルが低いというAppsの特徴を生かせば、有料でも比較的受け入れられやすいかもしれません。特にそれが商業目的でなく、売り上げが寄付に回るということであれば、一層そうなのではないでしょうか。もちろん、Appsの魅力次第というのは言うまでもないところで、そこに具体的なプランがない以上ここからは話を展開することができないのですが。でもクリスマス前に浮かんだこのアイデア、時間を見つけてもう少し膨らませてみても良いかもしれません。

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