昼間、子どもとプレーパークに行ってきました。しばらく好きなように遊んだ後、穴掘りがしたいというので、シャベルを借りて来ることにしました。ここでは、園芸とか畑仕事とかで使うような、長さ70~80cmぐらいある本格的なシャベルを使うことができます。それが子どもにとっては楽しいようで、来るときはよく穴掘りをしています。
今日は少し時間に余裕があったので、ただ土を掘り返すのではなく、緩やかな斜面に沿って小さな川を作り、最終目的地(少し深く掘ったダム)まで水を流してみることにしました。息子と2人で掘ったり土をどけたりしているうちに、プレーパークに遊びに来ていた他の子どもたちが何人か来て、「何してるの~?」と興味深げな様子。やがて、1人、2人と穴掘りや水運びに加わり、最後は5~6人ほどの「プロジェクト」として3つのダムと2つの経路を持つ川が完成しました。所要時間は1時間半程度でした。
プレーパークは、一般の公園に加えて遊びの幅がずっと広い場所です。子どもたちは、木登りに焚火(大人がそばにいます)、水遊び、くぎ打ち、楽器弾きなど、さまざまな遊びを思い思いにしています。その中で、自分が始めたことに他の子どもたちが何人も参加してくるというのは、今日が初めての体験でした。そこで感じたのは、自発的に参加してくると子どもたちは本当に熱心に物事に取り組むし、自分たちのアイデアを加えながら遊びをどんどん発展させていくなあ、ということでした。そして、あまり年齢に関係なく面白そうなことには近づいてくるんだな、ということも自分にとっては発見でした。土を掘る、水を運んで流すというわかりやすくて間口の広い行為だったこともあるのでしょうが、今日来た子どもたちは、見たところ大体3歳~12歳ぐらいまでバラツキがありました。そうした面々が、川を作るという軸に沿いながら思い思いのスタイルで遊びに参加している姿を見て、何だかいいなあと思いました。
2011年6月26日日曜日
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